171204(月) なんで農林水産省に入ったんだっけ

こんにちは。

津村小太郎です。

 

僕は農林水産省に勤めている事務系総合職採用の職員です。

やめたいやめたいと連呼していますが、なんで農林水産省に入ったんだっけ、ということは、整理しておいたほうがいいような気がします。

 

僕は政治や行政に興味がある、変な中学生でした。

一方で、農業や環境にも興味がありました。

大学受験の際には、国家公務員になることを意識して東大文一に進みました。

法学部に進みましたが、最も印象に残っているのは文学部の科目であった環境倫理の授業です。

そこで、大量消費社会に問題意識を持ったり、ローカルな自給自足に興味を持ったりしました。

 

就活では、インターンに参加したメガバンクの内定を一つ持って、官庁訪問に臨みました。

役所か銀行か、というよりは、役所か田舎暮らし(地域おこし協力隊や就農など)かで迷っていました。

官庁訪問は、農水省環境省財務省の順に回りました。

農水省の面接で話したことは、食料の安定供給がとても大事だと思っていて、そのためには国内の食料自給力を保つ必要があり、自給力は技術・マンパワー・環境(農地や水など)の3要素にわけられるが、大学での授業を通してとりわけ環境を守っていくことが重要だと感じた、というようなことです。

実際には、田舎っていいよね、食べ物って大事だよねっていう軸と、国家公務員だったら、発想力はないけどそこそこ学習能力のある自分が活躍できそうだなあ、行政や法律にも興味はあるし、という軸の交わるところに農水省があったと表現するほうが正確だと思います。

 

でも、結局は輸出だの攻めの農林水産業だの、一産業としての農業を振興することが組織の目的であって、かつ、仕事は長時間で求められることが多くてつらいです。

もうけるために食料品を製造する業者の応援ではなく、自分が生きるために耕したい思いがあります。

大きな組織の中で働くということが僕にとっては人間らしくないと感じられます。

憂うつな気分で職場に行って、したくもない仕事を長時間こなして、得られたそこそこのお金でわずかな余暇を楽しむよりは、お金はそんなに稼げなくても、自分や近くの大切な人のためにたくさん時間を使って、のんびりゆるゆる効率を求めずに生きていきたいのです。